訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーションとは：

実際の生活環境に添ったリハビリテーションができることが大きな特徴です。ご本人やご家族が「納得した生活」を送れるように援助します。

訪問リハビリテーションは、介護保険のほか、医療保険でも利用することができます。原則として要介護認定を受けている方は介護保険が優先です。

＊65歳未満や65歳以上でまだ要介護認定を受けていない方は医療保険で利用します。

「こういう場合はどの制度が使えるのか？」など、お気軽にご相談ください。

＊施設ご入所中の方などへ自費での訪問リハビリテーションにも対応しています。

対象となる方、疾患：

■呼吸器疾患（COPD,間質性肺炎、気管支拡張症その他）

■循環器疾患

息苦しくなりにくい日常生活動作の仕方の提案、たくさん動けるようになるための工夫、排痰ケアなど
ご本人の身体と生活の状況にあわせて提案します

■脳卒中（急性期～在宅期）

■整形外科疾患（変形性関節疾患、骨折後、手術後など）

機能回復のリハビリ、ご本人とご家族にとって安全で安楽な生活の仕方の提案など
自主トレーニング、リハビリのプログラミングなど

■神経難病（パーキンソン病、多系統萎縮症など）

なるべく長く現在の機能を保つ工夫、病気の状況をふまえたその時々の生活や介助の工夫、
コミュニケーション方法の検討など

■小児の方　（脳性麻痺、筋ジストロフィーなど）

成長や発達の段階に応じた運動、生活の工夫、ご本人とご家族にとって安楽なお手伝いの工夫など
（側弯など体の変形、体の痛みなどへの対応も提案します）

■がんやターミナルの方

ご本人・ご家族へ、症状を緩和する安楽な姿勢やリラクゼーション、呼吸法、ケア方法の提案など

1回から数回のみ、3か月に1回などの定期評価のみの介入も可能です。

その時のご本人の身体状況にあわせた住宅改修や車椅子・ベッド・リフトの提案など
リハビリメニューの立案・提案　（訪問看護や介護のケアに5～10分で組み込めるものなど）

その他、ご相談ください。

日常生活活動を維持する目的の動作の提案、介助の方法・機器の提案など
ご本人の身体状況にあわせた生活の仕方や介助の仕方、リハビリプログラムの提案などのサポートを
させていただくことも可能です。

訪問可能地域：川崎市幸区、川崎区、横浜市鶴見区の一部

●川崎市幸区
小倉１～5丁目、東小倉、新塚越、下平間、古市場1丁目、東古市場、小向東芝町、小向仲野町、小向町、小向西町、古川町、塚越、戸手町、戸手本町、紺屋町、遠藤町、神明町、河原町、都町、南幸町、中幸町、幸町、大宮町、柳町、堀川町

●川崎市川崎区
駅前本町、本町1丁目、本町2丁目の一部、堀之内町、宮本町、砂子、日進町、小川町、南町、堤根、下並木、池田

●横浜市鶴見区
矢向1丁目の一部、2～6丁目、尻手1～3丁目、江ケ崎町の一部、元宮1丁目、市場上町、市場東中町

費 用（2021年3月まで）

1.医療保険での訪問リハビリテーションの場合(小児、身体障害の施策でのご利用)

●1割負担の場合：

40分の訪問	毎回600円
60分の訪問	毎回900円

＊医療保険の負担割合により自己負担額が異なります。
＊収入により、自己負担金なしの場合が多くあります。

2.介護保険での訪問リハビリテーションの場合

具体的な算定例：一日の利用単位　2019年10月以降

●要介護1-5の方：

単位	自己負担額1割/2割
2回（40分）【584＋12+17=613単位】	667円/1334円
3回（60分）【876＋18+17=911単位】	991円/1982円

●要支援1.2の方：

単位	自己負担額1割/2割
2回（40分）【584＋12=596単位】	648円/1297円
3回（60分）【876＋18=888単位】	973円/1945円

＊要支援1-2、要介護1-5の方で若干加算が異なります。

3.自費での訪問リハビリテーションの場合（有料老人ホーム入居中など）

●要介護1-5の方、要支援1.2の方ともに：

単位	自己負担額1割/2割
2回（40分）【580＋12=592単位】	6441円
3回（60分）【870＋18=888単位】	9661円

4.交通費について

1回の訪問リハビリテーションにあたり、
クリニックからの距離に応じて以下の交通費をいだだきます。

1kmまで	無料
1～2km	200円
3～4km	300円
5～6km	400円
7～8km	500円

訪問リハビリテーション開始までの流れ

※訪問診療の空き状況やご住所によっては訪問リハビリをお受けできないことがございます。まずはお気軽にご相談ください。